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執筆者の写真asuka shimazaki

いま、私たちにできること

更新日:2020年4月9日



こんにちは! ようやく暖かくなってきて、桜がきれいな時期になりました🌸 日本を象徴する桜。 今年はゆっくりお花見をしながら…とはいきませんね。 お花見だけに限らず、日頃、当たり前にしていた行動が どれだけ幸せなことかを痛感しています。 しかし、いま目の前に起きていることは現実。 わたしたちは現実を受け入れて行動しなければなりません。 人間は適応能力の高い生き物です。 “いまするべきことはなにか” “いまだからできることはなにか” ということを考えて、自宅でも過ごしていきたいです。 「緊急事態宣言」

ついに発令されました。 初めてのことで、国自体がどういった対応をしていくべきなのか まださ迷いながらの通知であったと思います。 サラリーマンやサービス業、フリーランスや主婦(夫)の方達… 様々な立場の人がいますが、みんな不安でいっぱいだと思います。 今回は医療従事者であるわたしの立場から、 みなさんへお伝えしたいことを書かせていただきます。

●自分の身は自分で守る、それが大切な人を守ることに繋がる 自粛モードが高まっていますが、最終的に自分の身を守れるのは自分自身。 残念なことに、これだけ自粛を訴えていても “自分は大丈夫だろう” と、安易な考えで、人が集まるところへ出かける方がいるのが現状です。 そうなれば、自分の身を守るのは自分自身。 できるだけ外出へ控え、人の集まる場所へ行かない。 そうすることで、自分を守りながらも 自分の周りの大切な人を守ることができます。 ●感染症の病床が足りなくなってきている あまりにも感染が拡大しすぎると、病床数が足りなくなり、 治療をしたくてもできない人が出てきます。 こうなると、コロナウイルスに感染しても軽症である方は 自宅療養や病院以外での加療となっているのが現状です。 そうならないためにも、相手のことを思う気持ちを忘れず 日々行動してほしいと思います。 ●東京都内は院内感染が増えています 東京の病院に勤めている友人より、院内感染が増えていて怖い。と 連絡がありました。 わたしは関西ですが、関西よりやはり東京は 圧倒的に感染者数が多いです。 1つの病院に感染者が増え制限がかかると、 他の病院にも影響が出てきます。 そうなると、コロナ感染者を受け入れる病院も限られてしまい、 医療従事者は数が足りず、 人手不足の状態に陥ります。 そうならないためにも、極力外出は控えて頂くよう、お願いいたします。 ●同じ医療従事者の方々へ 不安な状況、感染防御品が底をつきそうな状態の中、 私たちは患者さまをみている。 本当にお疲れ様です。ありがとうございます。 すごくストレスがかかりますよね。 わたしも同じです。 「マスクもっとほしい。」と正直思っています。 しかし、限られた資源の中でできることを共に頑張るしかありません。 また、医療従事者が媒介者となってはいけないと思います。 わたし達は自粛できないため、あまり生活に変化を感じられず 「自粛できないし、普段と変わらない生活をしているから大丈夫。」 と勘違いしがちです。 わたし達こそ、いつ、誰からウイルスをもらっているか分かりません。 自覚ある行動をすると共に、少しでも違和感があれば スタッフが少ないから休めない、など考えず 感染拡大する前に相談しましょう。 ●感染拡大をとめないと、他の病気での入院ができなくなる コロナウイルスが蔓延すると、 病院はコロナウイルスの治療や感染拡大を防ぐため 他の病気の方の受け入れができず その方たちが治療を受けれず 最悪、亡くなる場合がでてきてしまいます。 何度も言いますが、感染拡大には一人一人の予防行動が 大切となってきます。 ●わたしが病院で思うこと 感染拡大し、自分がかかっているかも?と 心配になる気持ちはすごくわかります。 しかし、安易な救急要請や、直接来院することは控えて頂きたい。 必ず電話で受診できるかを確認して頂きたいです。 医療従事者へ少しでも怪しいと思う症状は伝えてください。 突然来られると、他の免疫力の下がっている患者様や、 別の来院者、医療従事者へ移る可能性があります。 PCR検査ができる病院も限られているので、まずは連絡を…



すごく固いことを書きましたが、 今は一致団結するときですね!(^^)! みなさま、不安がいっぱいあると思いますが 感染対策をしっかりして、 美味しいごはんを食べて栄養をつけて 前向きに明るく笑って過ごし 免疫力を高めましょう♪ 聞きたいことや不安なことがあれば いつでも聞いてください。 みなさまの支えに少しでもなれますように…💛






NURSE/asuka


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