こんにちは!asukaです。
いま、世の中は色々な情報が飛び交っており、
今後どうなっていくのだろうか、と不安が募る毎日になっています。
わたしの働いている病院でも
マスク不足が深刻な問題となり、このままでは6月には医療従事者にマスクが支給されない
とのことで、紙マスクを1週間毎日洗って使いまわしするような指令がでました。
今まで“一処置一手洗い・マスク”と、処置するたびに
マスクを交換し、手洗いをするよう教えられていましたが、
これからは1週間マスクは使いまわし・・・
「どんな方を対応しているか分からないのに。」
と、正直すごく心配になりました。
しかし、
岡さんがいつも伝えてくれているように
いつ、何が起きても柔軟に対応し、
自分が自分でいられるよう、
手洗い、うがいをする
規則正しい生活を送るなど
今できる最善を尽くしていこうと思います。
さて、今回のテーマは、タイトルに書かせていただいた
病気は予防する時代へ!ということです。
人生100年時代といわれている今、
いかに健康で長生きするかということが重要視されています。
私は5年前に腎臓外科で働いていました。
そこに来る患者さんは糖尿病、腎不全、人工透析をされている方がほとんどです。
医療業界では当たり前のことですが、
糖尿病はとても怖い病気で、腎臓が悪くなってしまいます。
腎臓が悪くなると、身体に不要な尿(おしっこ)が出せなくなり
腎臓の代わりに透析をしなければいけなくなります。
尿が出せない代わりに、血をキレイにする機械=透析を行うのです。
この透析ですが、
週に3回程、約4時間も機械につながれ
ベッドの上で過ごすことになります。
それだけではなく、水分制限や食事制限などがあり
透析をする患者さんはたくさんのストレスを抱えながら生きていかなければなりません。
「透析するくらいなら死んだ方がいい」
「どこも出かけられない」
「腎臓が悪いから水も満足に飲めない」
「お金もかかるし、肌も黒くなっていやだ」
透析をしている患者さんはこのような想いを持ちながら生きていました。
実際に、透析にかかるお金は月に40万前後です。
国が医療負担をしてくれるので申請すれば月1~2万で受けることが出来ますが、
水を飲みすぎたり、食べてはいけないもの(フルーツ、生野菜、塩分の多いもの)
などを食べすぎると、最悪の場合、死に至ります。
腎臓が悪くなる原因で多いのは
暴飲暴食、ストレスや過労、肥満、運動不足
といった生活習慣によるものです。
毎日遅くまで仕事をし、自分をケアする時間は持てず、毎食コンビニ弁当。
運動をする時間もなく、通勤は車や電車で歩かない生活。
物があふれ、何でも手に入る今の時代は、
お酒やたばこ、嗜好品がいつでも手に入り過剰摂取。
気付けば、友人や家族との時間も持てず、孤独・・・
そのような患者さんのほとんどの方が
“もっとちゃんと気をつけてたらよかった。”
“こんな生活やったらもう生きたくない。”
“頼れる人?そんなのいないよ。”
と言った、後悔や絶望・孤独感のある言葉を話されます。
「生きられるだけ幸せと思ってください。」
と医者は言いますが、
はたして、本当にそうなのでしょうか…?
幸せって薬や治療をし続けながら、生きていくことなのでしょうか。
透析をするくらいなら、生きない方がいい、ということではありませんが
その方の幸せって・・・本当に生きていることでしょうか?
健康とは、
病気がないということではなく、
身体的・精神的・社会的要素が揃ったとき、
人間は健康であるといえる、と
WHO(世界保健機関)で言われています。
アユールヴェーダとは
“健康な人の健康を守り、病気の人の病気を鎮静すること”
を目的としています。
医学といえば、薬で病気を治すイメージが強いですが
わたしがアユールヴェーダを広めたいと思う理由は、
健康な人の健康を守る予防医学であること
病気であってもその人らしく生きていれれば幸せであり、
アユールヴェーダは自分らしさを知れるものであるからです。
アユールヴェーダを知ることで、
食事や生活を通して、自身を見つめなおすことができ、
病気を予防することにつながります。
いま病気を持っていても、新たな病気や悪化を
予防することにもつながります。
免疫力向上が必要といわれている今、
外から守ることばかり考えるのではなく
内側のケアに目を向けるべきだと思います。
これからもアユールヴェーダの学びを深め
発信していきたいと思います。
NURSE/asuka
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